山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

10月9日から16日の富士山・空を見上げている

10月9日

 

10月11日午前

10月11日夕方

10月11日夕方・少し南側愛鷹連峰の辺りの空

 

10月12日

 

10月13日夕方

同上・この鈍色の雲がなければ赤富士が見えたのになぁ

 

10月14日

 

10月15日

 

 

10月16日

 

 

夏の間は目立たなかった成層圏

やっと、あの辺りがそうなのだなという色になってきた

 

成層圏の青の濃さ

 

 

夜の色も漆黒に近くなって

カシオペアの存在が身に迫ってくるようだ

 

小学校か中学校だか忘れてしまったが

カシオペアのWの下の方を伸ばし交差した点から何倍かすると

北極星に行きつくと習ったような気がする

 

北極星よりも南側に見える

あれはシリウスかなぁと思いながら夜空を見上げる

 

シリウスと言えば「風の谷のナウシカ」だ

シリウスに向かって飛べ」と叫び、王蟲の仔を助けに行く

王蟲の仔の血で服が青くなっていり

 

「その者青き衣をまとい・・・」となる

 

 

深夜、空を見上げながら、いろいろな事を想う

 

大抵は、夜空の星を見ながら季語を考え

瀬音に耳を傾け

近くに来ているであろう獣たちの気配を感じ取りたいと思っている

 

 

昼は晴れていれば、青空を見ながら

行き交う鳥たちと雲を眺めて、瀬音を聞いている

 

鳥たちの鳴き声も最近は静かになってきている

 

夜の虫たちも、静かになってきているが

鹿の妻を問う声に目を覚ましてしまう事もある

 

雲は流れ、生き物たちは

冬が来る前に

何とか子孫を残しておきたいのだろう

 

 

彼らとて

好き好んでニンゲンたちの営みを荒らしているわけではないが

 

畑を荒らすので、我が家に届く野菜が極端に少なくなった

 

 

ニンゲンも獣も生きていかなければならない

 

お互いに大変な世の中だ

 

 

 

大変な世の中だと言っても、そこで寝るの?