山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

覚書 三浦しをんやら言葉の意味やら・・・そんなこんな・・・

8月2日 夫はこの日、後期高齢者に突入

初めて会ったとき、彼は二十歳でワタシは十八

思えば遠くに来たものだ・・・地理的にも時間的にも

車につける高齢者マークを2セット買ってあるが、

ワタシの分もなの?ワタシはまだです(キッパリ)

 

 

昨夜、宮部みゆきの「夜の恩寵」を読了

読書メーターには

 

「黒しをんか?」読後の感想を言った時の夫の言葉。いや、ホラーだよとワタシは答えた。

 

とだけ書いた

どんな内容だったか忘れちゃうのはナンダカナと思ったのだが

これ以上書くとネタバレになっちゃうから、書かなかった

 

本の帯には

『夢のなかで生まれたものは、

     夢のなかに還っていく。』

 

「カリスマ」をテーマに描き出される

      五つの物語

と、ある

 

ん?カリスマ?

ワタシにはどうしてもこの「カリスマ」が分からなかったので

AIさんに聞いてみた

曰く

「人々の心を強くひきつける特別な魅力や、神から与えられたような優れた才能のことです。もともとは宗教的な「神の恵み・賜物」を意味する言葉でした

 

カリスマという言葉の持つ意味を深く考えたことがなかったし

簡単に「カリスマ性」などと口に出してきたが

外来語(あるいはカタカナ語)の意味は慎重に考えねばとバーさんは思った次第

 

8月4日夕方 夏至が過ぎて暗くなるのがはやくなったなぁ


三浦しをんの書いた本を何冊も読んで

「風が強く吹いている」を夫婦ともに読んでから

駅伝の中継を見てもつまらないとは思わなくなった

 

「ビロウな話で恐縮です日記」を友人が貸してくれた時は

とても具合が悪くて(顔面帯状疱疹でした)

でも、痛みが引いた後に読んだのでよかった(笑)

お腹を抱えて笑ってたけど、

あれはコロナ禍の始まりの頃だったなぁ

この人が、あの「舟を編む」を書いた人かと、

ニンゲンってわからないものだと感心したり、感情が忙しい本だった

 

 

と、ここまで書いて

そうか、本を読んだら文字数制限のある読書メーターも必要だけど

こうして書くと、自分の読後の感情が整理されるんだと納得した

 

 

面倒なババァになったなと思うのだけど

ちゃんと書いておこう

 

 

 

覚書

熊本の地震の速報を見たとき、また熊本かと心が痛かった

今でも、ニュースやワイドショウの映像を見ると泣きたくなる

ニッポンは地震が多いのは分かっている

でも、みんなニッポンを選んで生まれてきたのではない

でも、ニッポンは

ワタシが生まれてから70数年、何度も災害に見舞われてきた

仕方がないのだ、この国に生まれてきちゃったんだからと、さっき夫婦で話した

 

被災された方々にかける言葉もない・・・・・・・・

どうぞどうぞご自愛ください

 

 

 

で、能天気なワタシは7月に読んだ本を覚書として書くが

いいのかこんな時にと思う

 

7月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1129

ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯 (文春文庫 キ 16-1)

 ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンス の生涯 (文春文庫 キ 16-1)感想
運命的な出会いは人間に限ったことではないと思った。人間以外への愛情は慈しみだけではないと思った。戦時下での生活はワタシには想像しかできないけれど、クラレンスが人間に対して慈しみの心を持っているのかとさえ思う。ワタシは翻訳物をあまり読まない、というより避けている。日本語として、ワタシには読みにくいから。でも、梨木香歩の訳ならば読んでみようと思い読んだ。最初はやっぱり翻訳物は読みにくいなと思ったが、途中から梨木香歩の文章のように思えて楽しく読了。訳者あとがきも文庫版あとがきも、小川洋子の解説も素敵だ。ワタシは山里に棲んでいるので、いろいろな獣の気配を感じるし姿を見ることも日常的。獣らの知能など考えたことはなかったけれど、彼らは生きることに必死なのは分かる。生きて子孫を残すという一生をそばで見るのは、なかなか感動的だ。しかし、ニンゲンは自分たちの都合で害獣とする。どうにかして棲み分けができないかなと思うが、ワタシはただのバーさんなのでサルの群れに微笑む事しかできないでいる。
読了日:07月30日 著者:クレア キップス 翻訳:梨木香歩

 

 

鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選 (講談社文芸文庫 きC 9)鳴るは風鈴 木山捷平ユーモア小説選 (講談社文芸文庫 きC 9)感想
こういう小説家が居たんだと、バーさんは赤面の至りだ。読み始めて「どこがユーモア小説なの?」と思ったが、読み進めるうちに、ユーモアとはこういうことかと感動する。諧謔的なのだ。こういう小説は「クセ」になるんだろうな。最初の「玉川上水」にぶっ飛ぶ。ああ、こういう風に太宰の命日を書けるんだと妙に感動する。最後の「御水取」に至っては、なぜこうなると読後に感心してしまった。華々しく文壇を闊歩する作家ではなかったのだろうことはあとがきで分かる。とても面白かった。
読了日:07月22日 著者:木山 捷平


プレゼント (新潮文庫 し 21-71)プレゼント (新潮文庫 し 21-71)感想
「つぶやき」に読むのを躊躇ったことを書いたけど、誘惑に負け読了。この本、確かにプレゼントだ。伊坂幸太郎と江國香織は初めて読む。この二人を今までなぜ読まなかったかなのだけど、たまたま読んでいなかったというだけだ。久しぶりに梨木香歩の小説(とても短いけど)を読んだ。避けていた「西の魔女が死んだ」も読もうかなと思った。どの作品もいい。どの作品ももっと読みたいと思う。「六番目の小夜子」も読んでいないので読もうかしらと思う。七作の中でどれが一番かは決められない。けど、やっぱり梨木香歩は好き。
読了日:07月02日 著者:伊坂幸太郎,江國香織,恩田陸,梨木香歩,町田そのこ,宮部みゆき,米澤穂信


与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記与楽の飯 東大寺造仏所炊屋私記感想
久し振りに『小説』を読んだ気がする。読後の至福。うまいなぁ、澤田瞳子。大仏を作ったのは天皇でも高僧でもなく、徴用された民草だと登場人物が言う。また、罪を犯したものさえ仏と言う。何百年後かに「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」と説く高僧が現れるが、澤田瞳子はこの言葉を意識していると思う(私がそう思うだけなんだけど)。最後がいい。罪を許すのではない、猶予を与えるだけと父を殺された男が殺した男に言う。仏さまはいるんだろう。そこここにいるんだと思う。
読了日:07月01日 著者:澤田 瞳子

読書メーター

 

「鳴るは風鈴・・・」

木山捷平という作家を知らなかった

この人の文章はとりとめがないと思う(偉そうね、ワタシ)

けれど、現代の作家にはない平明な言葉で描いているところが面白かった

どこか「東海林さだお」のようで、世の中を斜めから見ているのかもとも思う

 

「余楽の飯」

さすがに澤田瞳子!

文学だなぁと嬉しくなる

 

 

先日、キャラバンメイトの活動でお散歩した

と言っても暑いので、近所のお寺さんで法話を聞き

かき氷をふるまってもらって解散

その時、真夏の青空とお寺さんの裏の山の色と、白い入道雲があまりに美しくて

仲間としばし見入っていた(写真撮り忘れました)

こんなに暑いのに、山はもう晩夏の色で、季節はちゃんと廻っていると実感した

 

明日、入道雲が出ていたら写真を撮ろう

 

 

*キャラバンメイトについては👇を参照してください

認知症サポーターキャラバンとは

 

 

お山開き

7月10日 浅間大社の駐車場から富士を見る

富士宮の登山口は7月10日が開山祭

今年は須走口(だったかしら)は山梨側と同じ7月1日になったらしい

 

2年前はちょうど検査続きの日々だったので行かなかったけど

去年は具合が悪くても行ったお山開き

 

毎年同じ手拭いだけど、頂けると嬉しい

 

開山祭には山岳救助隊の方々が整列されていた

社殿には入らず、社殿の前の隅に目立たぬように(と思えた)立っていた

 

最近は救助も有料にするとかいう議論が続く

消防の方々は仕事だが、消防団は仕事を休まなけれはならないからだろうし

                      (これはワタシの思い込みです)

非常識な登山者が未だにいるらしい

これらの情報はすべて伝聞(ご当地のニュースなど)なので定かではない

 

閉山中は登山禁止なのに、登って救助隊を呼ぶという人もいると聞く

入山料もかなり高くなったと聞く

 

私も含めてだけど、富士山は見るもの信仰するものと言い切る人は大勢いる

 

 

開山祭の夜、前夜まではなかった六合目当たりの山小屋に明かりが点いた

煌々と輝く光に夏になったんだなぁと妙に感動する

 

何故毎年のように開山祭に行くかというと

結社の吟行で、いつもの浅間大社の様子と違って

国会議員、県会議員、市会議員も参加しているし

一般市民も大勢参加する

(議員さんはなぜ来るんだろうという疑問が渦巻くが、口には出さない)

 

なんといっても

新富士駅発の登山バス1号車を迎え、神官がバスの中までお祓いをするから

その様子は、富士山は山岳信仰の場であることを実感させてくれる

それと、湧玉池の水面を見ながら俳句を作るのはとても好き

それに、今年は浅間さんの隣のカフェでモーニングセットを食べながら

結社のねーさま方とのおしゃべりも楽しかった

 

外国から来た登山者が、お祓いを興味深げにスマホを掲げていた

神道は日本人の心の拠所なのだと教えたいが

残念なことに、ワタシの英語は壊滅的なので黙っていた

 

大きな事故のないシーズンになればいいと願っている

 

 

開山祭の日だけ

浅間大社(私たちはお浅間さんと呼ぶ)の御朱印は金文字

 

1枚持ってるから、もう頂かないけど

金文字だと、なぜだか有難さが倍増・・・

 

と、今年のお山開きも無事に終わった

 

そうそう、開山中は大鳥居の下に「開山」と小さな木札が立つ

それがね、つつましくてワタシは好きだな

 

 

7月14日 梅雨明けすると思ったのになぁ

 

 

 

覚書

6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:832
ナイス数:78

続 遠慮深いうたた寝続 遠慮深いうたた寝感想
最初の「両親の思い出」は殆どの人が共感するのではないかしら。この章だけで満足だ。野球の話やスケーターの話はざっと読んだ。興味がないから。後半の書評は熟読。何冊かは図書館の「お気に入り」に登録。いつになったら借りる気になるかは分からないけど赤染晶子は早く読んでみよう。
読了日:06月27日 著者:小川 洋子


本を守ろうとする猫の話本を守ろうとする猫の話感想
う~~ん・・・。青少年向けかな。町の本屋がなくなっていくとか、本が売れないとか、そのことをどうこう言うつもりはない。山里には元から本屋はないし、その昔は「しろねこ八重洲の配本便」で本を送ってもらっていた。今はネットで注文したり図書館に行ったりすれば本は読める。本は読みたいから読むではだめなのか。ワタシのようなバーさんには、あまり心を打つ作品ではなかった
読了日:06月15日 著者:夏川 草介


熟柿熟柿感想
最初はイヤな物語かと思った。また、最後は主人公が熟柿を啜るのかとも思ったが違った。再生の物語だ。自分を許すことにはかなりの労力がいる。労力を使ったとしても自分を許すことのできないことはあるだろう。時間が経って記憶があいまいな部分があってもだ。安易な解決をしない主人公と、彼女を見守る人達ができて、良かったと思う。
読了日:06月12日 著者:佐藤 正午


町の本屋さんが次々と店を閉めるということが大きく取り上げられる昨今

いや、待ってくださいと声を大にして言いたい

 

山住の者にとって、本屋さんは遠い存在だ

イオン(以前はユニー)に行ったときに本屋を覘くが

ネット注文に慣れてしまっているので、本屋に行っても疲れるだけだ

 

蔦屋のカフェのついている店舗とか

大きな素敵な図書館には憧れるが

ババァになると、パソコンの画面で見るだけで十分な気もする

 

いつも利用している図書館は親切で

前にいた司書のオニーサンやオネーサンとは仲が良くなって

本の話で盛り上がっても、誰も文句を言わない

と、言うか誰もいないからおしゃべりができた

 

ところが、ワタシは楽天ブックスを知ってしまったのだ

こんなに便利で、何でもあって

古本だって売っている

 

木山捷平という人の本を初めて読む

小川洋子の『続遠慮深いうたた寝』に出てた本かもしれないし、

新聞で読んだのかもしれない

小川洋子の本は図書館に返却してしまったから、確かめようもない

 

短編集らしいが、最初は「玉川上水」という題で

桜桃忌に出られなかったことが述べられている

「玉川上水」は昭和28年の文学界8月号に掲載されたらしい

ワタシの生まれた年ではないか・・・忸怩たる思いだ・・・

 

現代の作家の言葉使いと、この時代の作家の言葉とは全く違うと思うし

この木山捷平という作家も、かなりグダグダとしていたのではないかな

これはワタシの想像でしかないけど、違っていたらごめんなさい

 

この本は2001年出版で、当時は1300円だけど

楽天で1150円で買った

古本で、この価格は高いのか安いのかは分からないが

ワタシの好奇心を十分に満たしてくれている

 

 

などと考えながら、7月になってしまった

 

 

 

 

覚書

五月に読んだ本

Eiko
献本プレゼントで頂いた本。軽い一冊なのですっと読めてしまった。が、長い物語のプロローグなのだろう。さてこれからどうなるのか。文庫一冊使ってプロローグなの?ほんとに?まるでドラマのいいところでコマーシャルが入った気分で、なんとも言えない読後感だ。だから、もう一度読んでみようと思う。続きが気になるかどうかだが、気にならないといえばそうでもないし、気になるといってもそうでもない。つまり、続編ありきの本。次はいつ出るのかしらね。縁あって私の元にやってきた本だから、次を期待しよう。
 
 
Eiko
面白かったと思う。京極夏彦ばりの厚さにウンザリだったけど。ドルコの生い立ちと、その後の人生を想う。人はどんな生まれでも導いてくれる者がいれば成長するんだなぁ。それと、最後にディノがスレイを誘う。スレイはきっとディノと行くんだろうと思う。ワタシはまだ文明が滅びることを目の当たりにしてはいないけど、生きているモノは生き続けなくてはならないと読後思った。
Eiko

面白かったんだけど、ワタシはもうファンタジーを読むのが辛くなっている。どのファンタジーを読んでも、読後の心のざわつきに堪えられなくなった。どの作家の本も、面白いんだけど辛い。心まで老化が進んだのかしらね。

05/19 18:35
 
Eiko
本を読んでいて、久しぶりに泣いた。オンオンと泣いたわけではない。涙ぐんだ程度。感動というよりは沁みるかな。帝国劇場の金色の文字を思い出しながら読んだ。どの物語も、帝劇への愛であふれている。歌舞伎座が建て替えられると知った時の衝撃ほどでもないが、やはり帝国劇場が姿を変えるというのはナンカネェという思いだった。新しい帝国劇場の姿は見てみたい。
 
 
Eiko
結婚も仕事も掴もうとする若い女は強い。周りの人々のなんていい人なんだろう。恵まれてないと仕事も結婚も子供を産むことさえ叶わないもんな。でも、助けられながら奮闘する主人公に拍手。
 
 
Eiko
好きな登場人物はおうたさんかな。自分に重なるところはないけど。
 
 
Eiko
母親はすごい。って、ワタシも母親だけどぬるい時代の母親なので覚悟は足りない。
 
 
Eiko
ううむ・・・。犯人が・・・。でも面白かった。
 
 
Eiko
サクサク読めて面白いので、一日二冊ペース。友をなくすって辛いよね。死者も生者も救うってほんとにすごい。
 
 
Eiko
今年のタケノコは豊作で、たくさんの方に貰ってもらった。その礼として我が家に「おいち」の本がたくさん来た。もしかしたら「あさのあつこ」を初めて読んだかも。で、どこか「三島屋変調・・・」に似ているけれど、それは生者の苦悩を救うという点だけだ。解説で小手鞠るいが「強くて優しい」と書いている。頑丈な三本柱があるとも。ワタシはそうだそうだと思う。すらっと読めてしまうけど、読後感がよいのだ。熟達の作家がヤサシイ言葉で物語を紡ぎ、読者が嗚呼、読んでよかったと思える小説はよい。小難しいことのない本は満足感を与えてくれる。
Eiko

とても面白かった。物語はこうでなくちゃ!まだ「おいち」の物語が私を待っている。

05/02 14:37
 
Eiko
何かよくわからないけど、この本の三分の二以上はイライラが募って、そのイライラの正体は何かというのを考えながら読んでいた。多分面白かったのだろうけど、読了後もオバーサンはイライラしている。ファンタジーだったのね。いや違うかな。SFなのかしら。オバーサンはなんでも型に嵌めたがるのよ。だからイライラしちゃったのね。でも「意味」の意味が腑に落ちて、やっぱり面白かったのだわ。
 
 
 
 
こんな風にコピペしてもいいのかなぁ・・・