山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

読書記録

2月の読書記録

やっと晴れて 真冬物の布団カバーとシーツを取り替えることが出来る と、 朝から大洗濯して やぁね、これだけで疲れちゃうわ、年は取りたくないわねぇ 等と思ってもいないことをつぶやいてみた 昨日、大雨が止んだと思ったら 蛙たちが一斉に鳴き始めた 恋の…

2月にバイバイと思ったら今年は閏年だ

2月14日 梅の花が匂う時期は終わり 桜の蕾が膨らむのを待っている今日この頃 確定申告も終わって 他の用事もほぼ終わり 優しい三月が来る けれど、 ニュースは暗い事ばかりをことさら大袈裟に伝えているようにしか思えないし 希望を持てる何かはないのか…

どんど焼きに呼ばれる

13日夕方 すごい雲が富士山を覆っている 氏神さんの新年会の後、どんど焼きが始まった 酔っぱらったHちゃん(オジサン)から何を言っているのかよく分からないが とにかく、どんど焼きに夫婦で出てこいと言っているらしい電話が来て 仕方がないから、買っ…

明けまして・・・

1月4日お昼過ぎ 1月4日午後5時ごろ 明けましておめでとうございます 何年かぶりで、娘の家で息子一家もやって来て、賑やかなお正月 と、思ったら 大人たちのスマホが一斉に鳴り響き 娘がワタシの傍らに来て手を握り『バァバふるえてるよ』という 息子の…

12月15日雨 きっと雲の中にいると思われているだろう

12月15日雨 川向こうの句友の家からは ワタシの棲む集落は雲の中にすっぽりと収まっているように見えるんだろうな 彼女の棲む集落も、ワタシの家からは雲の中だ 邂逅の滝 (文芸書・小説)の感想まず「邂逅」を「わくらば」と読むのか?と電子辞書を手に取…

鹿の声・熊注意・山のオバちゃん弾丸一泊旅行・10月の読書記録

華厳の滝・どっちがワタシ? 10月初め(1日2日)日光へバス旅行。 コロナ禍で延期になっていた山のオバちゃん弾丸一泊旅行だ しかし、人数が足りないのでオジちゃん(ジジイとも言う)たちも一緒 ウチのオヤジもイヤイヤながら、妻の視線に耐え切れずに…

怒涛の日々 

久し振りに山姥日記を開く 生きてます、元気にしてます と、誰かに伝えたくて・・・ 4月のある日 言わずと知れた藤 雨の水曜日、バス旅行で足利フラワーパークへ 長時間のバスの中で、相変わらず隣のクニヨちゃんとしゃべりまくる 何年か前にここに来た時、…

12月の読書記録など

何もヤル気がしない 毎年の恒例だ 単なるイヤイヤ病で、やらなければならないことが目白押しなのに 着手できない 一旦その気になれば、今では一週間で終わるのに その「その気」になれないことが原因である事は明白なのだ 読んでいる本とやりかけのパッチワ…

9月の読書記録

9月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:1680虚魚の感想一人生き残る。そのことを受け入れるまでの心情はどんなものだろう。夜読むのが怖いかなと思ったけど、そうでもなかったけど、読後感は複雑だ。三咲とカナを思うと切ない。読了日:09月18日 …

葛の花・8月の読書記録

9月10日14時頃 富士山側ではない裏山 空の色が夏とは違う 山の色も違う 風も違う まだミンミンゼミが鳴く 夕方には法師蝉が鳴き始めるはずだ 夜中になれば鹿も啼く お月見だというのに何も用意をしていない 今朝、庭で転んで手のひらが内出血しているか…

ご無沙汰の富士山と7月の読書記録

大変ご無沙汰しています 台風が去って(伊豆では大変なことになっているらしいけど) いつもの静岡限定ワイドショー(夕方の)を見ていたら 富士山が見えてると思って、久しぶりに富士山を撮りに二階に上がりました 8月13日午後7時ごろ 同上 昨日は少し…

4月の読書記録

読んだ本の数:15読んだページ数:3951魂手形 三島屋変調百物語七之続の感想あれ?六を読んでないのかな?まぁいいか。三島屋変調百物語の中で一番哀しいかとも思う。やはり宮部みゆきだ。読了日:04月29日 著者:宮部 みゆき にゃん! 鈴江三万石江戸屋敷見…

3月の読書記録とタケノコ

3月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:959その午後、巨匠たちは、の感想奇妙な物語だ。不可思議だ。不思議はない。面白かったのかつまらなかったのかも、良く分からない。けれどもこの先、印象に残る小説だろう。読了日:03月27日 著者:藤原無雨…

9月の読書記録

読んだ本の数:8読んだページ数:3171そして、バトンは渡された (文春文庫)の感想芥川賞直木賞本屋大賞等々、賞はたくさんあるけれど本屋大賞は少し期待を持っていた。なんだかなぁ。この本に感動する人っているかしらと、思う。いろいろあるけど、淡々と幸…

2月の読書記録

読んだ本の数:11読んだページ数:3397ドミノin上海の感想ちょっと前に夫が「ドミノ」を読んでいたような気はするが、ワタシは未読。シリーズなのかな?しかし、まぁ、ハチャメチャだ。ドタバタだ。チャップリンの映画のようだ(言いすぎです、ご容赦)。面…

1月の読書記録(今更・・・)

1月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:3302鯖猫長屋ふしぎ草紙(八) (PHP文芸文庫)の感想江戸時代の十六歳は子供ではないだろうと思うも、太一の将来が楽しみ。オッドアイ(虹彩異色症)の少年の哀しさを長屋の人々はどう思っているのだろう。と…

2020年12月の読書記録

読んだ本の数:6読んだページ数:1899この本を盗む者はの感想梨木香歩の「炉辺の風おと」の途中で読んでみた。止められないとまらないで、一気呵成に読了。奇想天外な顛末だけど、大変美味しゅうございました。帯を書いた登美彦氏にお礼を言おう(届かないけ…

10月の読書記録

読んだ本の数:9読んだページ数:3229スキマワラシの感想常世物語のシリーズに似てるかな。似ているのは読後の感情ではあるけれど。この「ハナコ」さんに似ている雰囲気の女性を知っている。彼女はカメラマンで、ワタシの娘と同い年。彼女を頭のどこかに置い…

9月の読書記録

読んだ本の数:4読んだページ数:134452ヘルツのクジラたち (単行本)の感想再生の物語だ。生き直すことは、誰にでもできる。生き直そうとすればだけど。すごい作品だ。感動した。読了日:09月06日 著者:町田 そのこ ぎょらんの感想前読の「52ヘルツのクジ…

8月の読書記録

読んだ本の数:15読んだページ数:4747風変りな魚たちへの挽歌の感想何故、この作家に早く出会わなかったんだろう。理由は明白で、ホラーやミステリばっかり読んでるからだ。反省している。美しい話だった。よく理解できる。同じような時代を生きていたから…

7月の読書記録

読んだ本の数:8読んだページ数:2707藍の満干の感想上質な作品群だった。作者は60代で亡くなられたとか。60代と言えば、まだ若い。お若い方々から見れば、ババアかと思われるとは思う。が、60代のババアから見ると、惜しい、若いと思うのだ。老境には…

6月の読書記録

読んだ本の数:6読んだページ数:1431池田澄子百句の感想最初の句にぶっ飛んだ。池田澄子を知らなかったわけではないが、ぶっ飛んだ。ぶっ飛んで、ブーメランになりそうな自分に驚いている。読了日:06月14日 著者: 訪問者 (祥伝社文庫)の感想う~ん・・・…

5月の読書記録

5月の読書メーター読んだ本の数:8読んだページ数:2440やがて満ちてくる光のの感想随分読むのに時間がかかってしまった。梨木香歩のエッセーは小説と違って時間がかかる。言葉の中に何かをつかみ取りたいという自分の欲求のなせる業だとは思う。「カブトム…

4月の読書記録・顔

読んだ本の数:8読んだページ数:2760黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続の感想あら、一冊抜けてる。まぁいいかと読んだら・・・。やっぱり宮部みゆきは上手だぁ。だけど、第四話は前と同じようなシチュエーションがなかったか?と既視感を覚えるけど、…

3月の読書記録・誰に対しての言い訳なのか

3月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:304鳳は北天に舞う 金椛国春秋 (角川文庫)の感想まず、物語はいい。読んでいて心が弾む。気が塞がれないでいい。というのも、難しい本を読み始めて「ワタシごときが読んでいい本なのか」と逡巡しているから…

2月の読書記録

読んだ本の数:6読んだページ数:2164神を統べる者-上宮聖徳法王誕生篇 (単行本)の感想最後まで山田風太郎か。いやはやなんともかんとも。三冊続けて読んで疲れた。山岸涼子の「日出処の天子」厩戸皇子と比べてしまうからいけないのだな。読了日:02月15日 …

2019年12月の読書記録

読んだ本の数:5読んだページ数:1422掌篇歳時記 春夏の感想日付の変わったころ読了。とても面白かった。12人もの作家の短くも濃厚な作品だった。村田喜代子、高樹のぶ子が好きだなぁ。推理小説ばかり読んでないでねという、天の声が聞こえたようだ。読了…

11月の読書記録

読んだ本の数:3読んだページ数:1118俳句的生活 (中公新書)の感想「十二国記」に気を取られがちだった11月。それでも、久しぶりに「新書」と向き合う。飴山實という人が気になってしようがない。ネットで古本を見つけ買ってもらうが、未だに届かない。難…

庭の仔、そして十二国記

11月9日に「十二国記」の新作の3巻4巻が発売され Amazonさまからは11日に我が家へ送られてきた。 さて、今日から二度目の1巻から読み通すぞと意気込んでいたら フェイジョアの二度目のジャム作りをすると張り切っている奴がいた。 明日から、…

10月の読書記録

読んだ本の数:5読んだページ数:1880白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)の感想第一巻を再読していたら、夫に取られた。で、二巻を読む。まだわからないことだらけだ。三巻四巻を待たねばならない。18年待ったのに、最後の2週間が堪えられない。…