山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

女子会というお祝い旅行

まずは

1月23日午前9時頃

やっと晴れて、温かな日になった

青空が嬉しい

 

 

中学生からの友人(一人は小学生の時から)と熱海へ

東京からと富士宮からと二人ずつ、各駅停車で熱海駅集合

 

(ご注意:以下の写真は友人が撮ってくれたものです)

まずは梅園

ほとんどの梅が咲いていた

猿回しのオニイチャンがいたけど、お猿は休憩中

梅の香りを満喫する

 

で、

来宮神社から下って海岸へ行く途中

熱海桜というのだそうで、殆ど咲いている

温泉街らしい横丁を横目で見ながら、歩く歩く

 

海の見えるカフェで休憩する

海の風が心地いいくらい暖かだったが、日が翳ると寒くて・・・

 

ホテル着

1月生まれが二人いたので割引があったらしい(やった~)

そこから

55年間のおしゃべりに花が咲くというよりは、喉が痛くなるほどしゃべる

 

古希祝だぁ

これからが楽しいぞと言ったけど、気分は中学生になっている4人とも

でもまぁ、あちこち痛いとか孫の話しとか

中学生ではないなぁ

一万歩以上歩いて、人生最高かなぁこの歩数と帰宅後トーチャンに自慢する

 

翌日はMOA美術館へ、熱海駅からバスに乗る

熱海駅前の人の波にびっくりする、こんなに混んでるのねと

MOA美術館 まずは長いエスカレーター

エントランスホール(っていうのか?)の天井のプロジェクションマッピング

 

板谷波山の作品の前で

「トーチャンはこのヒトの作品観て、こういうの造りたいって言ったのよね」

と言ったが、全く違うものを造っている

波山のことについて少し説明した(東京芸術学校の彫刻科出身で云々)

これは陶芸家の妻として当然だが、しゃべりすぎたか(笑)

 

吉田博木版画の100年をやっていて

吉田博という人を恥ずかしながら存じ上げなかったけど

すごく素敵で、帰宅後トーチャンに報告した(マグネットと絵葉書購入)

雨が降っていたので、眺望はそんなに良くなかったけど

珍しく冷たいお蕎麦を食べて、大満足

 

 

まさか、70歳になって

こんな旅行ができるなどとは思わなかった

元気に勝る賜物はないなぁ

 

昔、トーチャンの兄嫁から「40・50はひよっこ」と言われた

60からが女の醍醐味よと

 

ホントにそうだなぁ

60代も楽しかったけど「70代はもっと楽しいよ」と言われたこともある

肩に背負っていた重いものを下ろし、好きな事をやっていても文句も言われない

あちこち痛いけど、大きな病気もないし

日々のお楽しみが増えている

 

毎日毎日、今日は何しようかなと思いつつも何もしなくてもいいし

一日中読書していても、テレビを見ていてもお腹は空くし

それでも、誰にも迷惑はかけない(トーチャンを除く)

 

今回の一泊二日はご褒美だ

ちゃんと生きてきたご褒美だと思おう

 

四人とも元気で楽しく、また来年行こうね

 

 

楽しかったぁ