川向こうの句友の家からは
ワタシの棲む集落は雲の中にすっぽりと収まっているように見えるんだろうな
彼女の棲む集落も、ワタシの家からは雲の中だ
邂逅の滝 (文芸書・小説)の感想
まず「邂逅」を「わくらば」と読むのか?と電子辞書を手に取る。なるほど、これは使える(何に?)と思ったけれど、この言葉を使っても主宰に怒られるだろうなぁ。で、面白かったのかと自問すれば面白かったのだろう。でも、なんだかなぁとも思う。このモヤモヤは何だろう。全体を考えると、そうなのねと納得するんだけど。一つ一つの物語に違和感を感じるのだ。何が違和感なのかは分からない。哀しいんだな、きっと。面白かったことには違いない。
読了日:11月05日 著者:遠田潤子
読書メーター
11月はこの一冊しか読めなかった
結社の賞レースの為、毎日のように歳時記とにらめっこしていたし
なんだかんだと用事も多かった
12月に入り、鬼の首を取ったように読み続けている
師走はやることが多すぎて、それをしたくないがための逃げだ
所謂、幼い時からのイヤイヤ病
こういう時は、こうしてPCに向かって愚痴をこぼすのが一番かもしれない
今は「いつかたこぶねになる日」を読んでいる
賞レースの俳句を考えているとき
こればかりが脳内でぐるぐると巡っていた
あまりの教養のなさに自己嫌悪になりそうだった
今年は秋がすぐに去ってしまって
いまごろになって冬の紅葉が枯葉になり始めた
烏瓜の火のような色が目立っている
お化け屋敷もしくは葛の葉屋敷と化している我が家の庭には
いろいろな、近所の人の嫌がる草木が蔓延っている
ワタシにとっては、ソレがすごく綺麗なのだけど
今日は富士山は雲の中で、雪が降っているのだろうなぁ
そうそう、最近
米津玄師をYouTubeで流している
孫の蒼ちゃんが夏休みの宿題の作文の中で米津玄師と書いていたので
ばぁばは興味を惹かれ、CDを買うかなと思ったけど
テレビのYouTubeでいいやという事になった次第
若いころは思いもよらなかったことが、最近多くなっている
物忘れもだけど、聴力だ
最近の若い人の音楽は騒音にも似ていると思ったときの驚き
速いテンポなので、歌詞が聞こえない
ラップは言葉を伝えようとしているから、大半は聞こえるが・・・だ
早口で喋られると聞き取れない
(詐欺なのかなと思う電話は社名をわざと分からないように言う気がする)
ニュースもまた然り
だからと言って
年を取ったことに悲しんでいるのではない
年取ってから、見えることの多さにも驚いている
そうして、人を許せるようになったこと
と、いうか「まぁいいか」「どうでもいいや」と思えるようになったこと
面倒なことにかかずらわっているより、まずは自分の残り時間を考える
まだまだ、あれもしたいこれもしたいという事がことが多すぎて
面倒ごとは御免だわと思う
音もなく
冬の雨が降っている
雨の日には雨のことを考えながら暮らそう