読んだ本の数:5
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阿弥陀堂だより (文春文庫)の感想
断片的にテレビで見た映画の映像が脳内を過るが、よく覚えていないので映画に流されることなく読了。我が家の近所にも101歳になろうとするオバサン(女衆はこう呼ぶ)は家族に囲まれて、未だに達者で70過ぎた息子を叱り飛ばしている。山里に棲む老婆は強い。その強さは山の神さんを信仰しているからかもしれないと、読み終わったとき心底思った。
読了日:01月25日 著者:南木 佳士
小箱の感想
静謐と哀しさが通奏低音となっている。
読了日:01月20日 著者:小川 洋子
まほりの感想
分厚い本は説明が多いんだよと、夫は言う。確かにそうだ。が、説明は長いし難解だしと思ってはみても面白かった。装丁からしてオドロオドロしい。「図書館の魔女」と同じようにドキドキしながら読む楽しさは堪えられない。「メシヤマ」のお祖母さんの「おとこを落とすんだったら、まず食い物から」は実に正しい。
読了日:01月19日 著者:高田 大介
Q.E.D.証明終了 超合本版(1) (月刊少年マガジンコミックス)の感想
読友さんの感想を読んでAmazonへGO!。Kindleで初めて読んでみた。なぁんだ、高田崇史のとまったく違うじゃん。とはいえ、元祖マンガ女子(元祖でもないか)としては楽しく読めた。しかしだ、Kindleをインストールしたり、アマゾンのパスワード思い出したりで、疲れちゃった・・・。
読了日:01月09日 著者:加藤元浩
掌篇歳時記 秋冬の感想
令和二年一冊目。とはいえ、昨年からの続きではある。とても読み応えのある短編集だ。「春夏」よりもいい。偏った読書をしてきた身にとって、初読の作家に目を瞠ったり筒井康隆は筒井康隆だなぁと感慨深く、どの作家の作品も面白かった。今年初の感想文が、面白かったと書くことが出来て・・・こいつぁ春から縁起がええわい・・・と、満足満足。
読了日:01月06日 著者:西村 賢太,重松 清,町田 康,筒井 康隆,長野 まゆみ,柴崎 友香,山下 澄人,川上 弘美,藤野 千夜,松浦 寿輝,柳 美里,堀江 敏幸
なんだかんだと忙しさに紛れていても
本は読む。
で、
Amazonさまで無料で読むが、やっぱり「紙の本」がいいなぁ。
マンガもアニメも好きだけど
先日の新聞に「紙の本」は滅びるかもしれないけど
不滅かもしれないと書いている人がいた。
レコードだって、CDよりLPのほうがいいと言って
レコード針もまた作られるようになったし
本だって「紙」がいいわよねって言うに決まっている。
図書館の書架を回遊するように巡っているときとか
本屋に行って、ぶらぶらと文庫本を探したり
新幹線で読む森見登美彦とか
かつて夢中で読んだ「秘密の花園」の愛蔵版をまた買ってみたり
「風の谷のナウシカ」の愛蔵版を買ってくれと夫に願い奉ったり
本の中に埋もれて暮らすのも悪くないと思っている。
今年も、読むぞぉ。