山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

ご無沙汰しております

喪中だったけど、お節を注文し、娘のところで新年を迎えました

 

年末から婿に筑波山を見せてくれと頼んであったので

笠間稲荷へ初詣(いいのか?喪中なのに)してから

いざ筑波山

笠間稲荷

門前の通りには露店が並び、でもそれほど混んでなくて

ところが、荒物屋を見つけたジイジは何も言わずに入って行きそうになり

お参りを済ませてからと娘に叱られてた・・・

 

参道から直角に入る笠間稲荷神社

高田崇史の説によると、直角に祀られる神様は祟り神だというけど

ホントかなぁと首をかしげながらお参りを済ませ、おみくじを引く

 

ジイジと娘夫婦とアオちゃんはちゃんと並んでお神籤を引いて

バアバとコウちゃんは鯛のお神籤釣りをすることにした

で、全員大吉

お嬢吉三のごとく「こりゃあ春から縁起がいいわい」と喜ぶ

 

帰りの露店で稲荷寿司をたくさん買って、ドラッグストアの駐車場で昼食

いろんなお店のを娘と手分けして買ったので、満腹

年寄りは腹六分目でいいと言われたのは昨年末の事だけど

まぁいいか・・・・・

 

 

筑波山。婿がスピード落としてくれて撮れた

筑波山は「初筑波」という季語があるほどのお山だから

もっと大きくそびえているのかと思っていた

そういえば、43年半前

あの山なんですかと聞いた富士山と同じ感想だわ

物を知らないという事に猛省する

「初富士」「初筑波」「初比叡」など、山を神聖視するニッポン人の心は

美しいと、改めて思う

ちっちゃかったのよ筑波山と、初句会で言うと

あなたね、毎日富士山を間近に見ているからそう思うのよ

と、句友のねえさま方から非難轟々だった

 

三泊四日の栃木への旅

疲れ切ったけど、今年小学生になるコウちゃんのすっとこどっこいに笑ったり

6年生になるアオちゃんのお兄ちゃんらしく成長した姿と接して楽しかった

 

 

山の中の夫婦二人の生活は静かで変わったこともあまりなく

物を考えたり制作したりするのには最高だけど、刺激は少ない

 

時々、ほんとに時々孫たちに会えるのは幸せだと思おう

 

 

1月3日夕方、人穴付近。月が出ていた

 

冷蔵庫のような家に帰り

また日常に戻る

 

 

 

今年11月には古希を迎える

気分はまだ40代なのに、古希だ

なんてこった・・・と思う反面、何かいいことがありそうにも思う

 

実際の40代は辛かった。

50歳になった時、肩の荷を下ろしたようでうれしくてオバサン踊りを踊った

60歳になった時、不安は多少あったけど楽しそうだなと思ったし楽しい

さて、どんな70代を迎えるのだろう

もっと楽しいかもしれないと期待している

 

 

 

 

 

と、言うわけで

山姥日記の2023年が始まります

が、

あまり更新もせず、コメントにお返事も出さず

ブログのお友達のところにも行かず

 

どうせ読んでくれる人もないさと思いながら

富士山と対峙しながら、本を読み俳句を作り

家事は殆どせずに(生存するために少しは家事もせねばならないけど)

テレビを見て、ああだこうだと文句を言い

新聞を読んで、政治欄と経済欄は飛ばすけど世の趨勢も少しは気にかけ

 

老い先短いのに「老いの生き方」を論ずる記事や本は無視し

「癒される」ことを拒否しながら新しい年を過ごしていきたいと念じています

 

 

だけど、文章を書くことをしなくなってみると

ワタシは文章を書くのが好きなんだと気が付きました

 

なので、時々書きます

って、もしかしたら明日も書くかもしれない

こういうのを高齢化というのかもと思いながら

 

 

 

改めて

本年もよろしくお願いいたします