山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

3月13日から18日の富士山・小次郎

3月13日

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午前10時7分頃

 

3月15日

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午後2時10分頃

 

3月16日

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午前10時12分頃

 

3月17日

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午後5時31分頃

 

 

3月18日

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午前9時58分頃

 

 

 

 

小夜更けて

外から咳き込む声が聞こえてきた。

 

 

小次郎だ

 

 

お隣のクニヨちゃんは言う

「柴犬は花粉症になる」

 

クニヨちゃんのお母さんは『桜』と言う名の柴犬と暮らしていて

桜は小次郎より年上だそうだ。

 

で、小次郎の咳なのだけど

これがドスがきいていて、

いやいや、ドスがきいてるのではなく

 

 

とある貧乏長屋

夜なべをして傘貼りをしている浪人の隣の住居で

かなりのジイサマが咳き込んで、かわいい孫娘がつぶやく

「じいちゃん・・・」

その娘は明日の朝、新吉原に売られてゆくのであるが・・・・・・・

 

 

と、妄想を掻き立てるほどの小次郎の咳。

目を掻く姿も哀れに思う(時々、目薬を差してはいるが)。

 

 

今年の花粉は比較的少ないが

なんといっても、裏山は手入れのされていない桧林だもの。

 

ニンゲンの薬を飲ませてもいいのだろうかと逡巡している。

 

 

(ウチのオヤジが隠し持っていたSNICERSを、今、ワタシにくれた)

 

 

桜のつぼみが膨らんでいる。

ああ、爛漫の春がやってくるなぁ。

 

 

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今朝の小次郎。カメラを向けると必ず目を背ける。老いてなおイケメンなんだけどなぁ。