山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

4月1日から5日の富士山・桜散り初む

4月1日

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午後5時38分頃

 

4月2日

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午前9時4分頃

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午前9時7分頃  絵葉書みたいになっちゃった

 

 

4月3日

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午前10時16分頃

 

 

4月4日

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午後5時43分頃

 

 

4月5日

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午前9時24分頃

 

 

 

何日か前のニュースだったかワイドショーだったかで

どこかの交響楽団トロンボーン奏者が言っていた言葉に泣いた。

 

僕たちの仕事(芸術)は生活には要らない。無用のものなんだ。

 

って。この言葉通りではなくて、もっと切実に仰っていた。

 

 

 

その何日か後、ドイツの文化大臣のニュースも見た。

彼女の言葉は当然ドイツ語なので理解不能だけど

字幕を読みながら、また泣いた。

 

アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要だ

 

って・・・。で、生活の保障を十分にすると。

 

 

 

ニッポンの政府はそうは考えまい。

 

 

 

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4月2日朝。40数回目の結婚記念日だったけどお祝い事はなかった

 

 

我が家の生業は工芸である。

生活必需品を作っているのではない。

 

景気が悪くなれば、全く見向きもされなくなる。

それでも、この道だけで生きてこられたのは幸運だ。

 

 

娘が美術の教員免許を取ってからこんなことを言った

アメリカで芸術の授業がなくなった時、人心が乱れた」って。

つまり、高校(ハイスクールか)で音楽や美術の授業がなくなった時

学級崩壊と言うか、子供たちの心がささくれだったらしい。

 

音楽や文学や美術や演劇など、生活には関係なくても

心を育て、ニンゲンの豊かさにつながるものはなくしてはならない。

 

 

愚痴だけど・・・

 

 

 

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我が家から、裏山に入る道の入り口に桜は居る

 

 

 

桜が散り始めた。

 

飛花落花

 

 

風が吹くと、竹林がしなり

桜の花びらが本当に吹雪のように散っていく

 

朝の光の中で

 

その花びらが光りながら、くるくる回りながら飛んでいく。

 

 

 

美しいよ。