夕方から静かに雨が降り出した。
低気圧が近付くと気分が急降下する。
いや、
遠くで低気圧が発達していたり
爆弾低気圧がすっごく遠いところで発生しても
頭痛に悩まされたり、当たり散らしたい気分になる。
名付けて、真性お天気屋。
けれども、これはちゃんとした「気象病」といって
世間では少しづつ認識されているらしい。
この雨で
残っている桜は散ってしまうのだろうか。
雨の日には雨の日の楽しみ方もあるけれど
花が散ってしまうと、少し寂しい。
花片が散ってしまっても蕊は残る
くれなゐの蕊も好き。
この蕊が散ってしまえば
若葉の季節になり
山は青々と生命の輝きを放つ。
明日は晴れるか。