山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

4月6日から9日の富士山・花吹雪

4月6日

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午前10時10分頃

 

4月7日

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午後6時20分頃

 

 

4月8日

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午前9時46分頃

 

 

4月9日

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午前10時21分頃

 

 

 

 

冬の桜の芽は龍の爪(見たことないけど)のように固く

やがてツボミらしきものになり

ツボミが膨らみ・・・咲く。

 

そうして

満開の桜は心に一杯に幸せをくれるはずだった。

 

桜が散っていく。

 

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4月9日午前10時頃

 

 

二階の物干し場から桜の影が濃く映っているのを見るのが好きだ。

 

同じころ

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風が強く吹くと、裏山に向かって花びらが飛んでいく(よく見えないね)

 

 

飛んでいけない花びらもあって

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蜘蛛の巣に絡めとられてしまっている

 

 

飛び去る花片を見ていると

自分までもが、軽く飛んでいけるような気がしてくるから不思議。

 

誰も耕さなくなった捨畑に風の音を率いて飛んでいく桜は

過疎の村への餞(はなむけ)のような気さえする。

 

 

花片の去ってしまった後の蕊は紅。

 

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よく見えないかも・・・

 

ワタシはこの紅の蕊も美しいと思う。

 

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樹の幹から咲く花は胴吹きと言うらしい。

 

 

 

やがて

桜の蕊も散ってしまう。

 

葉桜の季節になり、山への道に映る木の影も鬱蒼としてくるだろう。

 

 

 

 

そのころには

 

 

この鬱々とした事象も、平穏への希望が持てるようになっているといいのに

 

と、思う。