我が家の桜は今を盛りと咲き誇っている。
裏の山との間に、かつて隣のジーちゃんとバーちゃんが蕎麦を作っていた畑があって
けれど、今は耕作放置になっているが
バーちゃんは今でも草刈りをしていて、フキノトウや野蒜の宝庫。
その元畑に飛花落花。
桜の花びらが朝日を受け止めて、一つ、また一つと舞っている。
そうして、
ワタシは山へと続く道に影となっている桜も好き。
初夏になると、この桜の木陰にはさっと風が吹き
清々しいとはこういう事かと、思う。
太い枝から花が咲き、何年かすると枝になる。
こうして桜は大きくなっていく。
天狗巣病を根絶することはできなかったけど
桜は毎年毎年お日様と優しい風とに助けられ、元気に花を咲かせてくれる。
桜は美しい。