山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

3月31日の富士山・明けない夜はない

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午後5時17分頃

 

 

夕刻まで待っても、富士山は姿を現さなかった。

 

 

 

戦争も知らないし

大震災の被害も受けていない

 

のほほんと生きてきたことを思い知らされる。

 

ニッポン中、世界中が大変なことになっていて

いつ終わるとも知れない不安と焦燥の中にいる。

 

 

桜の季節は

ウキウキと心躍るはずなのに

 

陰鬱な自分の気持ちを、どこへ持って行ったらいいのかさえ分からない。

 

 

戦中戦後を生き抜いた母が存命だったら

ワタシのことをぶっ飛ばすだろう(言葉でね)。

 

女学生気分を死ぬまで持ち続けた母ではあったが

肝の据わった強い人でもあったのだ。

 

で、ワタシも思う。

 

 

止まない雨はない。

長い梅雨だって、必ずお日様がさんさんと輝く夏が来る。

 

明けない夜はない。

漆黒の闇もやがて黎明の時を迎え、朝日は希望となる筈だ。

 

 

希望と言う言葉を口に出してみると

なんだか乗り越えられるような気になるから不思議。

楽観はできないけれど、明日を信じていたいと思う。

 

明るい未来を、信じたい。

 

 

 

 

と、

暗く陰鬱だった3月にバイバイ

 

 

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夕方の桜