山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

縄文の風は吹いているか

毎年、11月になると

近くの縄文遺跡の上で(!)お祭りがある。

ニッポン中の縄文遺跡のあるところでは開かれているのではないかな。

 

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若い衆が作る竪穴式住居(今年は床は掘っていなかった)

この写真の奥には、晴れていれば富士山が見えるはずなのだけれど・・・

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国の指定になっているって、去年まで知らなかった。

 

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野焼き。縄文時代から続いている陶器の焼き方。

ついでに焼いていたお芋を貰って食べた。

ぬるかった・・・

 

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流行ってる案山子・・・。こういうジジババはフツーにいる村なのだ。

 

 

で、このお祭りに先立ち

近くのお寺さんの境内を借りて「縄文DNA野外展」

 

この野外展には言いたいことはいっぱいあるけど、

ババァは引っ込んでいることにする。

アートと名付ければ何でもよいという風潮は芸術を廃らせていくと思う。

 

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遮光土偶のあの目は、サングラスだったんじゃないか

と、いう事で作られた「遮光グラス」を掛けさせてみた。

 

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石の階段をヒィヒィ言いながら登ったところにあったZ氏の写真

雨が降った後なので、説明文がよく見えないけど

富士山の成り立ちが、すご~く簡単に語られている。

Z氏はトーチャンの作品の写真を撮ってくれるカメラマンだ。

 

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縄文土器には漆が塗られていたと、ワタシの夫は確信している。

 

 

で、有象無象の作品群の中で

Z氏の写真とT氏の絵はド迫力でワタシは立ち尽くすのみ。

 

 

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この写真を撮ったのは三澤寺のご住職の犬浦師。貰っちゃった。

 

よく見ないとわからないけれど

壁にかけたてられているのは板絵。

「列島」と名付けられていた。

 

 

この絵を見ていると

縄文時代からずっと同じ風が吹いているような気になるから不思議。

 

 

 

 

 

 

 

追記

Z氏の写真は富士山のかなり高いところから山頂を写してあります。