山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

5月13日から18日の富士山・花蜜柑

5月13日

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午後2時17分頃

 

5月14日

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午前10時35分頃

 

5月15日

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午前6時45分頃

 

5月16日

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午後4時39分頃

 

5月17日

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午後6時24分頃

 

5月18日

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午前9時ごろ

 

 

 

 

 

朝起きて(それほど早くはない)、窓を開けると

蜜柑の花の香りが家の中を通り過ぎてゆく。

 

 

40年前、

亡くなった姑が送ってくれたサンキストのグレープフルーツの中に

芽をかすかに出した種があって

それを少し育ててから、工房の南側に植えた。

 

その後、工房の南側に家を建てたので

そのグレープフルーツの種のことは、

トーチャンもワタシも、脳裏から消えていたのは確かだ。

 

 

あるとき

この仔を日の当たるところへ移してやらねばと思ってから

19年後・・・

 

実が生った。

 

 

確かにグレープフルーツの種だったのだが

その実はグレープフルーツではなかった・・・。

 

よく見れば、普通の夏ミカンよりはグレープフルーツの色に近いし

皮もごつごつとした感じではなく、のっぺりとした平安貴族風ではある。

しかも、お味が洋風ですらある、と思う。

 

その元グレープフルーツの樹は二階家の屋根より高くなり

洗濯物も干せなくなったので、上の方を伐った。

 

今年は2月ごろから5月初めまで

朝食のお伴がこの仔で、最後の仔の時は

「ありがとうね」と言ってから皮をむいたのだ。

 

我が家の夫も子供たちも、オレンジにしろグレープフルーツににしろ

自分たちで皮をむいて食べることはないので

皮をむき、袋から出し、きれいにさらに並べていないと満足げではない。

 

この点だけは、夫と子供の教育を間違えたと反省している。

 

 

 

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5月14日・いいお天気で風も柔らかかった

 

 

 

 

いろんなイヤなニュースが流れてくるけど

 

蜜柑の花の香りはひと時、安らぎを運んできてくれている。