山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

虫送り

f:id:eikoobasan:20190825232828j:plain

虫送り・・・始まりました

f:id:eikoobasan:20190825234204j:plain

松明はこのような燈篭に火を移していきます

f:id:eikoobasan:20190831004618j:plain

村中の田を巡ります






虫送り

 

パソコンのご機嫌がすこぶる悪い。

で,スマホで投稿してみる。

なので、

ワタシのご機嫌もよろしくない。

 

虫送りというのは

えーっと…

何だっけ…

 

とにかく

岡部町(静岡県内)に伝わる行事で

夕方から、子供たちが松明の火を

田んぼに立てられた竹で作られた灯籠に

点けていく。

 

稲につく虫を追い遣るのだ。

 

鉦を鳴らし

囃子詞を唄うようにむらの田を巡っていく。

 

闇が迫り

松明の炎の

なんと美しいことか…。

 

稲作の苦労も知らず成人したワタシには

美しいと見えるけれど

 

かつてのお百姓さんには

重要な事だったのだろう。

 

 

その松明の火は田毎の灯籠に移され

 

最後にお寺に辿り着く。

 

で、

お寺では、地蔵盆

 

お詣りした旅人にも

飲み物とお菓子と団子が振る舞われた。

 

 

おなじような山里に棲むワタシには

村の女衆の手作りの団子に

感慨一入だった。

 

カーンカーンカンカンカン

田の虫送ろ…