山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

野の仔庭の仔・そしてSOUMI

秋の気配は確実に我が山姥村を包みこみ

虫の音は少なくなりつつと思ったのは

とんでもない間違いで

窓を閉めて寝るようになったので聞こえなくなっただけだった。

 

ここでふと思う

 

秋だから

 

ふと思う

 

 

やぁねぇ・・・そういうお年頃になっちゃったじゃないの

 

 

けれども

 

誰だって

 

生きとし生けるものすべて

 

逃れようのない現象ではあるのだ。

 

 

で、

 

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葛の花が散っている。

 

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その花の上に、葛の蔓の先がくしゃくしゃと存在を強調している



 

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烏瓜の花がまだついている実。孫が生まれたときこんなものを見た気がする。

 

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まだ熟すには間がある烏瓜の緑は曇り空の下で鈍く光っていた

 

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ツルボの花

ツルボの花が咲き始めた。

曇り空なので、よくわからないけど

美しいピンクの仔で、この花には命にかかわる話もあると聞く。

 

 

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サクラランの莟

サクララン、別名ホヤ

Yahoo時代の岡山のお友達が毎年花を見せてくれた。

彼女は別のブログに移ったけれど、更新している様子がない。

どうしているかなと思っていた日に、売れ残りの一鉢。

ためらわずに買った。

咲くといいなぁ。

 

 

そう、

 

村は今、

芒が原だ。

 

 

今年は曼殊沙華が遅くて

いろんな人が、何事もないとよいのにと話している。

 

稲刈りのあとさきの曼殊沙華は本当に燃えるようで美しい。

 

曼殊沙華も命にかかわる話が合って

 

かつて百姓と言われた人々の悲しさ、憤り、諦めが

 

ワタシの全霊を震わせる。

 

 

 

為政者は山を治めよ。

 

水を、民を治めよ。

 

と、思うのは

 

 

もうすぐ、十二国記が出版されるからに他ならない。

 

大層な主義主張は、ワタシにはないのだよ、ことぶ㐂くん・・・・・

 

 

 

で、もう一つ

 

 

カレーをね、食べたの。

 

二人では作るのも面倒だからレトルトにしたの。

 

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創味の業務用カレー1㎏