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8月11日
長い梅雨が明け
立秋が過ぎ
漸く
青い空白い雲、黒い富士山。
気温は高いままだが
秋茜が山から下りてきている。
芒の一叢にまだ青を残す穂が出始めた。
その青を残す穂は、天を仰いでいる。
空は青く澄み
刷毛で刷いたような雲が現れている。
塩辛蜻蛉がワタシをめがけて飛んでは来るが
ふいっと、コースを変えた。
そんなに驚かなくてもいいのに。
2・3日前の夜更け
鹿が鳴いた。
彼らの恋の季節がやって来て
おちおち眠ってなどいられぬ夜が
続くと思われる。
彼らも必死なのだ。
昨年の晩秋の夜更けに出会った
あの若い鹿の(雌だと思うが)
月に照らされ輝いていた背が忘れられない。
柔らかなカーブを描き
煌々と月の色に輝いていた。
今年も会えるか・・・。