山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

8月31日の富士山・真葛

8月31日

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午後0時44分頃

 

 

 

早暁の蜩も最近は少し静かになった。

少しだけ。

 

 

真昼間になると

油蝉も蜩も法師蝉も鳴き

まことにかまびすしい。

 

 

 

桜の木は早くも黄葉が進み落ち始めている。

前にも書いたけど

京都に行ったとき、ソメイヨシノが真っ赤に紅葉していて

タクシーの運転手さんに「どちらからお出でになったんですか」と聞かれた。

静岡ではソメイヨシノは、7月に黄葉が始まるのだ。

 

山の色も変わっては来ている。

どことなく暗い感じの緑になってきた。

 

烏瓜の花が咲き、女郎花も咲いている。

 

お猿の群れが頑張り始めたので、お百姓は頭を痛めている。

 

 

稲もこうべを垂れ

 

 

風は

熱風でもあるのだけれど

匂いが変わってきた。

 

 

水道の水が少し冷たくなり

用水路の流れも透明度が、かすかであるが高くなった気がする。

 

我が家の小次郎は熱さで参ったようだが

涼風が吹いていると小屋から出てくるようになった。

 

 

先日の真夜中

本を読んでいたら、台所で物音がする。

 

見ると

 

ゲジゲジが戦っていた。

 

 

思わずキンチョールをかけまくる。

 

ゲジゲジ同士で戦っていると思ったら

敵対しているのは大きな蜘蛛だった。

 

 

蜘蛛を殺してはいけない、夜の蜘蛛はなおさらである。

 

蜘蛛よりもゲジゲジのほうが生命力が強かったのには驚いた。

 

 

ただ、気になってググってみたゲジゲジを。

 

あらぁ。。。。。益虫じゃないの!

ゴキブリや百足を食べてくれるらしい。

 

何でも見た目で判断してはいけないと、猛省した。

 

 

猛省はしたけれど、あの姿には恐怖しかない。

 

けれど、また考えた。

 

 

 

ゲジゲジから見たら、百足から見たら

ニンゲンは狂暴極まりない悪漢かもしれない。

 

見た目だって、ドデカくて足は2本しかなくて・・・

 

 

 

まぁ、過ぎたことは仕方がない。

 

 

 

洗濯物を干していると葛の香りが漂ってきた。

よい香りである。

 

秋はちゃんと来ていた・・・・

 

 

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葛の花

 

 

 

 

と言うわけで

 

 

 

ドタバタの割にはひっそりと暮らした

8月にバイバイ