書き始めようとして上の行を見たら
「激レア体験を教えてください」「おなたのおうち時間云々」
と、書いてある。皆様ご存じでしょうけど。
激レア体験は今だよ。
40数年「おうち時間」だよ。
と、毒づいてみる・・・(はてな様ゴメン)
ウチのオヤジはいつから「タケノコ掘り」と言う職業になったんだろうか。
来年はタケノコの裏年だから、自らを「タケノコ掘り」とは言わないだろう。
この仔は日陰の仔だけど、お日様が当たると輝くようで美しい。
オヤジの伐採趣味を乗り越えて、生き残った。
去年はどちらかの色しか咲かなかったと記憶しているけれど
今年は両方とものびのびと咲いている。よかった。
かつてのYahooブログの第一ページを飾った野茨があったところに咲いている仔。
折り紙で負ったような葉の影が美しい。真っ白ってこういう色だろうなと思う。
この仔の生命力と言うか生きる事への執着と言うか
その力には感服する。
儚げな仔なのだけど、したたかでさえある。
そういうところ、好きよ。
この仔はお隣との地境の花壇にあって、
そこはウチの地所なんだけど、ウチからは見えないので
お隣のクニヨちゃんに任せてある。
なので、管理が行き届いていてるからウレシイ。
この仔を見ると、舞妓さんみたいだなぁって思うけど・・・。
垣根を越えてどこまでも陣地を広げていくからカキドオシと言うらしい。
この仔の薄紫は本当に美しいけど、結構力強い。
お日様のほうに向かって「うぉ!」って言っているみたいで
見ていて飽きない仔だ。
この異様な状況の世界に自分がいることが不思議でならない。
医療に携わっておられる方には感謝と畏敬の念を抱く、衷心から。
でも、給食が栄養の糧だった子や、暴力を受けている子が
今どうしているんだろうと心配だねと、夫と話している。
で、
引っ張り出した本がある。
藤原新也の本で、1980年代に出版され
2008年に新装版(っていうのかな)が出版された。
この本は藤原新也の写真と言葉から成っていて
かなり衝撃的な写真と文章だけど、心に刺さる箇所がいくつもあって
その中に
「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」
と書かれている。
この一文を読んだとき、脳天に雷が落ちたような気がした。
説明できないけど、
説明するにはワタシの文章能力が低くて無理だけど
今、この本を思い出す理由は分かる。
いやなのだ。
こんな世界いやなのだ。
でも、生きなければならないと思っている。
生き残って、孫たちに会いに行くのだ・・・・・
山のオバちゃんの能天気な思いだけど
ワタシは心底そう思っている。
いつまで続くかわからないけど
ワタシも頑張るから
皆さまもご自愛ください。