12月23日
12月24日
12月25日
12月26日
12月27日
12月28日
12月のある日
夫は「子育てサロン」のクリスマスに出席
ご存じのように我が家には小さい子はいない
が、
丁度良い加減のお腹の持ち主である夫は
ここ何年か、参加の要望を受ける
24日のこと、夫は仕事で遅くなり
クリスマスディナーは各自(二人だけど)でという事になった
ワタシはコンビニのおにぎり2個とインスタントのお味噌汁で
夫は道すがらの店でしょっぱいラーメンで済ませた
で、帰宅した夫が「貰った」とワタシの目の先に出したものが
この店の名前が「すでに富士山を越えてます」(たぶん)というのだ
ふざけすぎていないか
けれども、このシュールさに惹きつけられる
よくぞ名付けたと感動さえ覚える
袋の中身は葡萄パンで、二人そろってクリスマスを祝うが
よく考えると、ウチの亭主は宗教が大嫌いだったっけ・・・
本人の名誉のために申し添えるけれど
宗教という形態が嫌いなだけで、信仰心は持ち合わせている
仕事柄、また、こういう山の中に棲んでいると
何かがそこに在ることは分かる
その在るものが、何者かは分からないが
頭をたれ、思わず合掌してしまう存在であることは間違いない
クリスマスと言って浮かれて、孫たちの要望に応え
天照大神のお札は村の恒例で買い、神棚もある
ワタシの実家の仏壇を預かり
正月には初詣にも行き、初窯に火を入れるときは
酒と洗い米と塩を窯の前に備え、1年の無事を祈る
それらの行為は、見えない何者かに崇敬の念を抱くからだろう
と、思うのだ