山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

4月3日の富士山・ラピスラズリ

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午前8時34分頃

 

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午後5時40分頃

 

 

4月に入って、図書館から借りた本の返却日が来てしまった本がある

一度延長してしまっているので、もう延長できない。

 

それに

難しいと言うか何というか・・・

 

山尾悠子の「ラピスラズリ」というご本だ。

 

ラピスラズリ

ラピスラズリ

 

 

この作者の「飛ぶ孔雀」は読了した。

 

飛ぶ孔雀

飛ぶ孔雀

 

 

「飛ぶ孔雀」のワタシの感想を読書メーターで、もう一度確認した

 

幻想小説と、言えばそうなのかもしれない。読みながら思い起したものは森見登美彦シェークスピア。文体はシェークスピアの戯曲だし、雰囲気は飛び飛びに現れては消えていく宵山の京都だし。難解だった。難解で、読後、どんな内容だったか思い出すのに苦労もした。しかも!読んでいる最中に朝日新聞に取り上げられていて「ワタシそこまで読み進んでないんですけど」と声を上げた。朝日新聞によると、この山尾さんという人は安部公房に見いだされたかなんかで、それを知ると「ああ、そうなんだねぇ」と感慨深い。難解だけど、借りた本なのが残念だ。

 

 

お軽い小説ではない。

 

読み終えることのできなかった本には申し訳ない思いが残る。

 

心が落ち着いたころ、また借りよう。

 

 

 

小説を読まないと死んじゃうの・・・

と、友人たちに告白すると怪訝な顔をされる。

 

だって小さい時から、物語が身近に溢れていて

その物語の中に逃げ込んで、毎日を過ごしてきたんだもの。

 

 

いつかまた、絶対に借りてこよう。

 

 

 

夕方の我が家の桜、もう少しで満開だ。

 

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入相の桜は少し哀しい