4月に入って、図書館から借りた本の返却日が来てしまった本がある
一度延長してしまっているので、もう延長できない。
それに
難しいと言うか何というか・・・
この作者の「飛ぶ孔雀」は読了した。
「飛ぶ孔雀」のワタシの感想を読書メーターで、もう一度確認した
幻想小説と、言えばそうなのかもしれない。読みながら思い起したものは森見登美彦とシェークスピア。文体はシェークスピアの戯曲だし、雰囲気は飛び飛びに現れては消えていく宵山の京都だし。難解だった。難解で、読後、どんな内容だったか思い出すのに苦労もした。しかも!読んでいる最中に朝日新聞に取り上げられていて「ワタシそこまで読み進んでないんですけど」と声を上げた。朝日新聞によると、この山尾さんという人は安部公房に見いだされたかなんかで、それを知ると「ああ、そうなんだねぇ」と感慨深い。難解だけど、借りた本なのが残念だ。
お軽い小説ではない。
読み終えることのできなかった本には申し訳ない思いが残る。
心が落ち着いたころ、また借りよう。
小説を読まないと死んじゃうの・・・
と、友人たちに告白すると怪訝な顔をされる。
だって小さい時から、物語が身近に溢れていて
その物語の中に逃げ込んで、毎日を過ごしてきたんだもの。
いつかまた、絶対に借りてこよう。
夕方の我が家の桜、もう少しで満開だ。