山姥日記

富士山とお向かいに棲むオバちゃん

7月3日から6日の富士山・新聞の読み方

7月3日

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午後5時45分頃

 

7月4日

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午後4時49分頃

 

7月5日

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午後2時42分頃

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同上

 

7月6日

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午前8時19分頃

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同上

 

 

 

旅行の疲れも何とか取れ始め(そういうお年頃だから遅いのね)

ゆっくりと朝刊を読む

 

この村というかこの地域は、朝刊と前日の夕刊が朝一緒に来るから

新聞を読む時間は相当に長くなる

 

で、

 

今日の朝日新聞の朝刊の読書欄に、中島京子の本の紹介があった

お馴染み読書メーターで調べると「試し読み」があったので読む

ホンの数ページのお試しだけど、泣けてきた

 

あなたぁ・・・と、夫に呼びかける

なに!と返答があったので一気に攻める

 

この本買ってください

 

何回も書くけど、我が家は娘から本を買わないようにとお達しが出ているので

毎回図書館さまのお世話になるのだけれど

この本は欲しい

読まなくてもわかる、きっとワタシにとっての運命の書だ

と、畳みかけAmazonさまにお願いしてもらった

 

が、Prime会員なのに明日には届かない

何故よ!400円も払ってるのに、なんでなのよと夫を責めたいが

敵も上手だ

なんか欠品らしいよ、それにもうプレミアムがついてるぞと・・・

 

手に入るのだから、まぁいいか

 

 

そして、土曜日版の赤beを読む

サザエさんを探して」という記事があって

その記事を書いている人の文章に泣く

西本ゆかさんという記者だ

この人の文章スゴイ、朝から大興奮

早速、調べる

やっぱりこの記者の文章に感動している人はいた

この人、絶対に物書きとして世の中に出てくるね

と、ワタシは心の中で「すっごい宝石見つけちゃった」と万歳した

 

 

新聞は政治経済スポーツ事件、そして、文化が渾沌として

ネット検索するより面白い

週刊誌の見出しだけ読むのだって、お楽しみなのだ

けれど、株式は字が小さいし興味もないから読まないし

健康に関することも、落ち込むので読まないことにしている

テレビの番組欄は、テレビで用が済むようになったので読まない

 

 

と、

長々書いてきたけど

分かってくれる人は少ないかなぁ

 

まぁ、いいかぁ

 

 

 

山のオバちゃん弾丸一泊旅行北陸編2

6月30日、午前4時半に目覚ましをかけておくも、

太っ腹(うちのオヤジの別称)に起こされたのは4時20分。まぁいいか。

起こしておいて、太っ腹が起きてきたのは5時半。

 

行ってきま~す・・・

 

中型のバスなので、今日はほとんど満員になるらしい。

クニヨちゃんといつもの後ろから3番目の席に陣取る。ここは広いのだ。

 

バスに乗ってすぐに、オッサンたちの酒盛りが始まる。

で、姐御というか、とってもいいヒトというか

サダエねーさんの作った豪華な朝食が振舞われる。

 

11頃昼食(写真在りません<(_ _)>)

 

黒壁スクエアーへ・・・。

ここのところは詳しくは書きませんが、大変面白かったです。

 

2時半ごろ、永平寺着(写真撮った)

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永平寺その1

 

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永平寺その2

 

それから山中温泉翠明へ

 

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夕飯

こんなものだな、しかたがないか。山のオッサンオバサンの団体旅行だし

 

そうだ!

夕飯になる前に温泉街をぶらぶらして、公衆浴場にびっくり

若いかわいい仲居さんによると、年間一万円くらいで入り放題とか。

家のお風呂には入らないそうで、なんとウラヤマシイ・・・

と、感動もした。

 

宴会は延々とカラオケで

ワタシは演歌が歌えないので、清純派だから断ったけど

結局、ユーミンを歌って

みんなに「いい口直しになった」と褒められた。

 

翌朝、金沢駅

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駅前

ここで、娘と息子に富山の鱒ずしを送っていて添乗員に迎えに来られたわけ。

芝舟と長生殿も買ったっけ。

 

で、兼六園

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なんだっけ、この灯篭の名前

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えーっと・・・

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走り根と苔のコラボレーションが美しい

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置き石と苔と白いキノコの、なんて素敵なんだろう

 

 

で、園内で

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お昼ご飯。生麩はどちらかというと田楽がよかったなぁ。

 

近江町市場でのどぐろの干物を買って、ソフトクリーム食べて

東茶屋街では袋買って、

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べんがら格子は美しいが。

 

1時頃、帰路に就く

 

午後8時過ぎ、我が家についたけど

太っ腹は仕事で静岡市内に一泊、で、一人でのうのうと過ごす。

 

 

行きも帰りも、森や田園風景を見るけど

「うちの村と同じだなぁ」と、みな見向きもしない。

兼六園の案内のオネーサンは慣れたもので、田舎のオヤジのギャグも受け流していた。

 

ね、ワタシの旅行記面白くないでしょ・・・

 

来年は幹事にさせられたので・・・

行きたくないなぁと、クニヨちゃんと小声で話し合った。

 

 

 

山のオバちゃん弾丸一泊旅行北陸編 1

山のオバちゃん弾丸一泊旅行も数えること・・・・・・

えーっと・・・・・・まぁいいか・・・

で、昨年は不参加で2年ぶりと相成りました。

オバちゃんだけでなくオッサンも参加するようになり

朝6時にバスに乗り込んだとたんにビールが行き交います

 

最初の見学場所は長浜(何県だろう)の黒壁スクエアーというところで、大雨

だけど、だけどね

海洋堂ミュージアムがあるじゃぁありませんか!

 

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ゴジラだよ

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ウルトラマン

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スターウォーズ

なんでフラッシュが焚けちゃうんだ?

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エヴァンゲリオン

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写真がでかすぎ

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阿修羅がマスクしちゃったじゃないの

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ナウシカ・・・ナウシカだよナウシカ

で、永平寺行って、山中温泉に泊まって

金沢の兼六園と近江町市場と東茶屋街をちょこっと見て帰ってきました

 

これで終わると怒られそうだけど

ナウシカのフィギアを見たら、もう何もいらない

隣のクニヨちゃんは阿修羅のフィギアに一目惚れで

ワタシは「オタクの世界へようこそ」と仲間に引き入れた

 

 

風の谷のナウシカ」はジブリ作品ではないので

DVDになるのが非常に遅れて、発売と同時に購入

初回限定でナウシカ王蟲のフィギアが付くと聞くと

ワタシはどうしても両方欲しいと言い張っているとトーチャンが

実物大の王蟲が来たらどこに置くんだ

と、言う

ワタシはそれに口答えをして

駐車場になら置ける!と、言ったけど、ワタシは負けて

ナウシカの陶製のフィギアだけが手に入った

その後、ジブリ美術館に行ったとき

小さな王蟲を2体買って、良しとしている

 

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幸四郎と長靴を履いた猫

左の松本幸四郎のフィギアは500円でガチャったもの

右の長靴を履いた猫のほうはミュージアムの入場券を買ったときメダルをくれて

そのメダルでガチャったもの

 

クニヨちゃんは虚空蔵菩薩ブレーメンの音楽隊のフィギアだった

 

 

 

5年位前のこの旅行の時

行きの何処かのサービスエリアでジブリショップがあって

そこでクニヨちゃんもワタシも欲しいものを買って

残りの日程は上の空だったこともある

 

なぁんだ

クニヨちゃんも最初からオタクじゃん

 

 

続く・・・かも・・・

6月の読書記録

読んだ本の数:3
読んだページ数:842


あたしたちよくやってるあたしたちよくやってる感想
はれひめさんの感想文を読んで飛びついた。実に肯定的な題名ではないか!知らない作家だったし、しかも彼女は長女と同世代だ。ところどころっで言葉が分からなくてグーグルのお世話に(情けない)「ばばぁ」とか「おばちゃん」とか若い女の子は年寄りをバカにするけど「お前も必ず年取るんだよ」とお腹の底でブチ切れている自分が愛おしい・・・。痛快だった。
読了日:06月02日 著者:山内 マリコ

 


千年樹 (集英社文庫)千年樹 (集英社文庫)感想
救いのない話なんだろうかと思いつつ読み進める。最後は救いなのだろうか。哀しい話ばかりだ。「バァバの石段」が、その他に比べて分かりやすいかな。巨樹という存在はニンゲンってちっぽけだな感じることのできる数少ないものの一つ。大きな木は、そこに在るだけで信仰にも近い畏怖を感じさせてくれる。すごいなぁ。
読了日:06月09日 著者:荻原 浩

 


新装版 飯田龍太 自選自解句集新装版 飯田龍太 自選自解句集感想
2018年7月講談社エディトリアル発行の第2刷。「新装版」の文字はない。先日、結社の鍛錬会で蛇笏隆太の「山盧」で購入。主宰に「偉い先生の俳句を読みなさい」と諭されたのはついこの間。なるほど偉い先生の句の言葉は平明で、しかもスゴイ。ワタシなどが凄いと言ってしまうのは片腹痛いが、すごい。山盧はかつては山深いところにあったのかなと思いをはせる。今は住宅街だけど。そうか、身の回りのことでいいんだ。お街の作品が詠みたいといったけど、ワタシの棲んでいるところは山の中だものねぇ。今年の竹の色を表現する言葉が欲しい。
読了日:06月21日 著者:飯田 龍太

読書メーター

 

 

読了した本は、今までにないくらい少ないけれど

致し方ない

 

ウキウキと勉学的旅行と山のオバサン弾丸一泊旅行の準備が忙しかったから

 

とはいえ、内容が濃い

 

飯田隆太の自句自解は大変面白かったが

自分への戒めと希望をもたらしてくれたことは否めない

 

飯田蛇笏と飯田隆太の自宅である山盧について、少し書き加える

(忘備録なので、あんまり気にしないでください)

飯田家は昔からの大庄屋であったらしいので

広大な土地を有していたが、戦後の農地改革でほとんど失う

現在 管理居住しているのは隆太のご子息である

自宅の裏に狐川という小さな川があり、その後ろは『後山』と呼ばれる山

くるみの青い実がなっていた

ちょうど、庭師が入っていて松の手入れをしていた(儲けた気分)

 

 

 

平易な言葉で表現することはとても難しい

平野啓一郎のデビュー作は難しい漢字と表現で潰えたが

それは、平野啓一郎の衒いがあったのかもしれない、まだ若かったし彼は

 

 

 

 

 

それと、6月中ずっと読んでいて読了していない本が一冊

図書館には申し訳ないが、トーチャンに借りなおしてもらっても

未だに読了できないでいる。難しい

 

 『人外』

人外

人外

 

 朝日新聞の書評を見て、図書館に予約を入れた

やっと面白くなってきたが、まだ半分以上もある

読み終わることができるだろうか